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画像:大杉神社のいちょう

画像:大杉神社のいちょう(幹と並ぶ)
名称 大杉神社のいちょう
    (おおすぎじんじゃのいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 36m(注2)
目通り幹囲 5.6m(注2)
推定樹齢 450年(注2)
所在地の地名 石川県小松市大杉町(大杉本町)
 
〃 3次メッシュコード 5436−34−00
 
〃 緯度・経度 北緯36度15分11.6秒
           東経136度29分56.4秒
小松市指定天然記念物(1979年11月2日指定)
撮影年月日 2006年10月15日

注1)小松市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 小松市街地の北を流れる梯川(かけはしがわ)を遡ると、金野小学校のあたりで、大杉谷川と郷谷川に分かれる。大杉神社は、本流の大杉谷川に沿って、さらに15kmほど遡った所にある。
 境内の案内板によれば、祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)と須瀬里姫神(すせりひめのかみ。大国主命の妻神)の2柱。創立年暦不詳。昔、神社の西方に巨大な杉の木があったことにより、大杉神社と名付けられたという。大杉町の名もそこからきたものであろう。
 拝殿の手前、向かって左手に大イチョウが立っている。
 単幹のイチョウで、4mほど1本で立ち上がり、そこから大きく枝を広げている。
 そのあたりから、多数の気根が垂下している。案内板では「乳柱」と呼んでいる。最大のものは長さ2mほどもあるという。まるで整列するように並ぶ姿が印象的だった。
 ところで、「乳柱」だが、どう呼ぶのが適当なのだろうか。呼吸にも水分・養分吸収にも与っているわけでなさそうなので、本来の意味での気根ではない。地面に達すれば発根するものなのかどうか。それもよく知らない。要は「気根状の下垂物」の意味で使っているのだが…。

 当地の城主山崎高五郎の家臣が植えたと伝承されている。
 
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