ページタイトル:八柱神社のスギ 当サイトのシンボル

画像:八柱神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 八柱神社のスギ (やはしらじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 42m(注1)
目通り幹囲 7.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 三重県度会郡大紀町大内山(注2)
 〃 3次メッシュコード 5136−32−08
 〃 緯度・経度 北緯34度15分26秒
           東経136度21分19秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年10月11日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注2)2005年2月14日、度会(わたらい)郡内の2町1村が合併して大紀町(たいきちょう)誕生。旧行政区は度会郡大内山村





 JR紀勢本線梅ヶ谷(うめがだに)駅のすぐ西に八柱神社が鎮座している。
 スギを主体とする社叢が社殿を取り囲む。環境庁データでは、そのうち、幹囲3mを超える巨木が8本。
 最大のスギは、社殿に向かって左手。樹林内に立っている(写真)。左奥に見えるのはアラカシ。これも3.8mある。その先では梅ヶ谷川が大きく蛇行し、さらさらと水の流れる音が境内を満たしている。
 伊勢から熊野に向かう古道は、ここから標高357mのツヅラト峠へと向かう。ここで道中の安全を祈願したのち、峠に向かう旅人も多かったことだろう。
 神社の横には公園ができた。駐車場もある。
 車が数台駐車してあるが、人影は見えない。多分、現代の旅人がここに車を置いて、熊野古道ハイキングに向かったのだろう。
 自分の安全は自分で守らなければならない世の中になり、神仏の加護を祈る人は少なくなったようだが。
 
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