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名称 大渡神社のタブノキ
(おおわたしじんじゃのたぶのき)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 タブノキ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 6.1m(注2)
推定樹齢 300年(注2)
所在地の地名 島根県安来市伯太町西母里(はくたちょうにしもり)(上卯月)(注3)
〃 3次メッシュコード 5333−02−00
〃 緯度・経度 北緯35度20分29秒
東経133度14分56秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2025年6月20日
注1)社号の読み方は島根県神社庁の神社紹介ページによる。地元で農作業をしてる方に伺った名前は「し」がない「おおわたじんじゃ」であった
注2)島根県作成の「島根県の巨樹・巨木」(PDF版)による
注3)2004年10月1日、安来市に合併。旧行政区は能義郡伯太町
島根県は東西に細長い県だ。
東の端はどこかというと、経度の上では隠岐の島の主島(島後(どうご))から450mほど沖合に浮かぶカビ島(無人島)ということになるが、そもそも隠岐の島町が島根県の東端と言われてもあまりピンと来ない。
本州ではどうか。島根半島東端である松江市美保関町の地蔵崎(東経133度19分37秒)がもっとも東にあたり、実感上の東端と言えそうだ。
島根半島以外の内陸では、安来市伯太町が東端に近い。県境の母塚山(はつかさん、275m)近くが東経133度19分28秒。地蔵崎よりも230mほど西寄りという計算になるが、ヒトの感覚では地蔵崎もここも似たようなものだ。
現代人にとっては単なる方角に過ぎない東西だが、一日の始まりは東からやってきて、西に去って終わる。つまり東の彼方に生まれる場所があり、西の彼方に物みな
没する場所がある。地球の自転など思いもよらぬ昔の人にとって、東や西は現代人とは違う感覚で捉えられていたことだろう。
こんなことを話題にしたのは、母塚山はイザナミの墳墓(塚)だとの伝承が鳥取県側にあるからだ。母塚山の「母」は、神々の生みの親イザナミを指しているわけだ。
とすると、合併前の伯太町中心部、母里の地名もイザナミと関係があるのではないか。母塚山と母里を結ぶ線分上には兄弟山(おとでやま、176m)もある。
そんなことを考えたからである。
しかし、母塚山と母里では「母」の読み方が異なり、調べてみると昔は母里を文里と書いたこともあったようなので、母塚山と母里には繋がりがなさそうだ。どうやら私の早とちりだったようである。
閑話休題。
母里地区で最も西に位置する集落が上卯月(かみうづき)で、集落からさらに西に少し離れて大渡神社が鎮座する。
社殿の斜め後方に立つタブノキが上記「島根県の巨樹・巨木」に載っている。
ご覧のように、根を接して立つ2本が途中まで幹も接している状態。まだ癒着してはいないのだが、上記データをこれを一株と見たのだろう。ちょっと肩すかしを食った感じだが、一体感は無くもない。
今後はどんな姿になって行くのだろうか。 |
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