ページタイトル:黄幡社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:黄幡社のクスノキ(幹と並ぶ) 名称 黄幡社のクスノキ (おうばんしゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 7.2m(注1)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 広島県江田島市沖美町岡大王(注3)
 〃 3次メッシュコード 5132−23−43
 〃 緯度・経度 北緯34度12分20.2秒
           東経132度24分42.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年3月28日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2004年11月1日、安芸郡江田島町と佐伯郡内の3町が合併して江田島市誕生。旧行政区は佐伯郡沖美町





 野登呂山(のとろやま=宇根山、標高542m)の南西麓に、黄幡社が鎮座する。県道36号(高田沖美江田島線)から少し山側に登ったところ。境内からは畑漁港がよく見える。
 黄幡社の祭神は奥津日子神(おきつひこのかみ。本来は竈の神だが、そこから発展して農業の神とされることも多い)ほか4柱。享禄年中(1530頃)に創祀されたようだ。(境内にあった掲示物=「沖美町の文化財をたずねて」(沖美町教育委員会発行)のコピーより)
 社殿の近く、境内平面の端に大クスが立つ。
 幹がやや斜めに傾き、力強い根が踏ん張っている。
 大枝が切られた痕跡が見られるが、これは明治24年(1891)、現社殿が再建された際に、このクスノキの「枝から柱などの材料をとった」と伝えられているらしい。(左図に見える案内板より)
 「岡地区のシンボル」とされる大クスノキである。
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