ページタイトル:麟祥院のイチョウ 当サイトのシンボル

画像:麟祥院のイチョウ 名称 麟祥院のイチョウ (りんしょういんのいちょう)
名称の典拠 「ひむか巨樹マップ」(注1)
樹種 イチョウ
樹高 17m(注2)
目通り幹囲 9.1m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 宮崎県西都市白馬町
 〃 3次メッシュコード 4831−13−23
 〃 緯度・経度 北緯32度06分30.6秒
           東経131度24分34.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年8月1日

注1)宮崎県林務部の企画編集により、鉱脈社から刊行
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による





 曹洞宗麟祥院の境内に立つイチョウ。
 本堂とは別に、左図に見える御堂まで道路からまっすぐ参道が作られている。参道の両脇に「南無観世音菩薩」と染め抜いた幟が立っているので、御堂は観音堂だと思われる。
 イチョウはその真後ろ。残念ながら、上記データほど大きくはない。
 幹の下部はすっかり空洞となり、一方向に大きく口を開いている。
 そこにも正観音立像が安置されていた。よく見ると、観音像の下半身をヘビが登っているようだ。
 詳しくは記さないが、池田隆範著「みやざき巨樹の道」に、白蛇になった「お波」の話が載っている。お波を見送った両親が持ち帰った小枝がこのイチョウになったとする話である。
 観音様を慕うように登るヘビは、きっとこのお波に違いないと思った。
 
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