ページタイトル:境高校のトウカエデ ロゴ:人里の巨木たち

画像:境高校のトウカエデ 名称 境高校のトウカエデ (さかいこうこうのとうかえで)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 トウカエデ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 3.2m(注2)
推定樹齢 100年以上(注3)
所在地の地名 群馬県伊勢崎市境(注4)
 〃 3次メッシュコード 5439−32−20
 〃 緯度・経度 北緯36度16分16.1秒
           東経139度15分13.0秒
群馬県指定天然記念物(1992年5月15日指定)
撮影年月日 2016年10月15日


注1)2010年3月に伊勢崎市教育委員会が設置
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)上記案内板による
注4)2005年1月1日、伊勢崎市に合併。旧行政区は佐波郡境町





 東武伊勢崎線「境町」駅の南方700m程のところに群馬県立伊勢崎高等特別支援学校があり、その校地内に立派なトウカエデが立っている。
 樹名と学校名が一致しないが、これは、明治39年(1906)年創立の境高等学校が、学校統合により、平成19年(2007)3月末をもって廃校。その跡地に前橋高等養護学校伊勢崎分校ができたため(2015年4月、独立校となり、現校名に)。
 学校名は変わったが、天然記念物としての名称に、かつての学校名が残っているわけだ。
 トウカエデが立つのは校舎のすぐ隣。そこからグラウンド全体を見渡すことが出来る。
 案内板によると、創立から13年後の大正9年(1920)頃、既に今と同じ位置に立っていたことがわかっているらしい。その頃の校舎の配置がどうだったのか知らないが、植えられた時期から考えて、何らかの記念樹として植えられた可能性があるように思われる。
 スギやケヤキ等のように、成長した姿が豪壮な感じになる樹木でなく、カエデの仲間が選ばれたのは、境高校が創立以来女子校だったことと関係があるのだろうか。
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