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画像:作間神社のケヤキ

画像:作間神社の双体道祖神
名称 作間神社のケヤキ (さくまじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 群馬県渋川市村上字塩川(注2)
 
〃 3次メッシュコード 5438−67−62
 
〃 緯度・経度 北緯36度33分28.4秒
           東経138度54分07.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2006年10月28日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注2)2006年2月20日、渋川市に合併。旧行政区は北群馬郡小野上村





 作間神社は、JR吾妻線小野上温泉駅の西北西300mほど。国道353号の北を並行して走る生活道路に面して鎮座している。もとはこの道が街道であった。
 鳥居の両側に2本、本殿の後方両側に2本、計4本の大ケヤキが立っている。作為的に、その位置に植えられたと思われる。
 なかで、鳥居に向かって右手に立つ個体が最も太い幹囲を有しているので、社叢を代表してもらった。
 木蔦の這い上がる幹は、地上6mほどで大きく2本に分かれている。整理された大枝も多いが、まだ十分な高みにまで枝を伸ばしている。
 向かって左手のケヤキの根元には、双体道祖神の石像が安置されている。かなり古いもので、摩滅が進み、顔貌の細部などはわからくなってしまった。肩を寄せ合い、胸元で合掌する姿が愛らしい。寛保元年(1741)に作られたという。
 吾妻村から旧小野上村に入って初めて出会う道祖神である。街道を旅する人が、道祖神に手を合わせ、ケヤキの木陰で汗をぬぐって、一息入れることもあったのではないだろうか。
 
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