ページタイトル:三大神社太郎杉 ロゴ:人里の巨木たち

画像:三大神社太郎杉 名称 三大神社太郎杉 (さんだいじんじゃたろうすぎ)
名称の典拠 和歌山県作成の「天然記念物一覧」より
樹種 スギ
樹高 50m(注1)
目通り幹囲 5.9m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 和歌山県有田郡有田川町板尾(注2)
 〃 3次メッシュコード 5135−13−49
 〃 緯度・経度 北緯34度07分17秒
           東経135度29分44秒
有田川町指定天然記念物
撮影年月日 2014年3月26日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2006年1月1日、有田郡内の3町が合併して有田川町誕生。旧行政区は有田郡清水町





 有田川右岸、町立安諦(あぜ)小学校の北東300mほどの山裾に三大(さんだい)神社がある。
 世に三大祭とか三大桜とか、「三大」を冠して威容を誇ることがある。神社にもその意味での三大神社があってもおかしくないが、当地の三大神社はそうではなく、社号そのものが三大神社なのである。
 祭神は御食津大神(みけつのおおかみ)、年神(おおとしのかみ)、筒男神(みつつおのかみ? いわゆる住吉三神のことか)の3柱(5柱?)。御食津大神は丹生都比売(にうつひめ)神社の祭神4柱のうち、の宮に祀られていることでもあり、三大神社は、祭神の御名に基づく社号なのだろう。(当否不明)
 社殿に向かって右手に大杉が立つ。
 50mはどうかと思うが、樹高が高いすらっとした姿の大杉である。樹冠は痩せ気味だが、最頂部までしっかり葉をつけている。
 社叢のスギたちの惣領として、まだまだ君臨し続けてくれることだろう。
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