ページタイトル:山千寺跡の信玄駒つなぎ桜 当サイトのシンボル

画像:山千寺跡の信玄駒つなぎ桜 名称 山千寺跡の信玄駒つなぎ桜
    (さんせんじあとのしんげんこまつなぎざくら)
名称の典拠 「名桜・古桜・一本桜」ウェブサイト
樹種 エドヒガン
樹高 不明
目通り幹囲 5.4m(注1)
推定樹齢 450年(注1)
所在地の地名 長野県長野市吉(三千寺)
 〃 3次メッシュコード 
 〃 緯度・経度 北緯36度42分17.0秒
           東経138度13分43.1秒
天然記念物指定 なし(注2)
撮影年月日 2017年4月24日
注1)「名桜・古桜・一本桜」による
注2)この桜は天然記念物ではないが、「旧山千寺観音堂及び境内」の名称で、境内全域が文化財(史跡)指定を受けている。当然、この桜も文化財の一部として大切にされているものと思う





 信濃善光寺の北北東6kmほどのところに三登山(みとやま、923m)が聳え、その南東腹に三千寺(さんせんじ)という小さな集落がある。
 ここにはかつて、山千寺(さんせんじ)という名の天台宗のお寺があった。
 神仏分離のあおりを受けて、結局は明治6年(1873)に廃寺となってしまうが、大きな観音堂とこのシダレザクラが今も残っている。
 境内からは、善光寺平の向こうの山々が見える。遠くに四阿山(あずまやさん、2333m)から根子岳(ねこだけ、2207m)にかけての稜線も見える。志賀高原の峰々は、残念ながら、近くの山の陰になって見えない。
 訪問時、シダレザクラは八分咲き。かなりの古木のように思われた。
 細い小枝をたくさんつけている割りに花の量が少ないように思ったが、地元の方のお話によると、この冬、花芽を鷽(うそ)に食べられてしまったからだそうだ。本来はもっと豊かに花をつけるという。
 上記「名桜・古桜・一本桜」で初めて存在を知った桜である。
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