ページタイトル:佐沼八幡神社のイチョウ ロゴ:人里の巨木たち

画像:佐沼八幡神社のイチョウ 名称 佐沼八幡神社のイチョウ
    (さぬまはちまんじんじゃのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 宮城県登米市迫町佐沼字鉄砲丁(注2)
 〃 3次メッシュコード 5841−01−26
 〃 緯度・経度 北緯38度41分32.4秒
           東経141度11分54.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年5月14日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)2005年4月1日、9つの町が合併して登米市誕生。旧行政区は登米郡迫町(はさまちょう)





 登米市役所の東約900m。迫川(はさまがわ)に架かる国道398号錦橋と県道36号(築館登米線)鹿ヶ城大橋の間、左岸側に鉄砲丁の八幡神社がある。(近くには八幡堂とか八幡とかの地名も見えるが、八幡神社そのものは鉄砲丁にある)
 現在の社殿は平成2年(1990)の再建。
 その再建記念碑によれば、かつて新田村台所(現在の迫町新田)にあったが、元禄2年(1689)、当時の佐沼邑主津田家4代春康(宮城県神社庁ウェブページの説明では津田丹波(玄蕃?)景康)が領内平穏を願って現在地に遷座したという。
 境内に左図の大イチョウが立つ。
 途中から複数の支幹に分かれ、かつては大きな樹冠を戴いていたと思われるが、今は切り詰められ、幹の太さに比して、樹冠は小さい。
 神木とされているようなので、ここでは大切にされているのだろうが、特に最近は、街路樹でなくとも、悪臭や落葉処理に困って、しばしばイチョウが切り詰められる。
 どうやら、イチョウにとっては受難の時代になってきたようである。
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