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名称 学舎のイロハモミジ (まなびやのいろはもみじ)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 イロハモミジ
樹高 10m(注1)
目通り幹囲 3.2m(注2)
推定樹齢 150年(注1)
所在地の地名 島根県邑智郡美郷町九日市(西の原)(注3)
〃 3次メッシュコード 5232−45−53
〃 緯度・経度 北緯35度03分04.9秒
東経132度39分40.2秒
島根県指定天然記念物(2013年4月9日指定)
撮影年月日 2024年10月12日
注1)2013年3月20日に沢谷地域連合自治会が設置した案内板による
注2)案内板には3.1mとあったが、実測して323cmの数値を得た
注3)2004年10月1日、邑智町と大和村が合併して美郷町誕生。旧行政区は邑智郡邑智町(おおちちょう)
美郷町役場から国道375号を南下。三つめのトンネル(浜原トンネル)を抜けたところで左折、県道166号(美郷飯南線。通称「石見銀山街道」)に乗り換えて、沢谷川(さわだにがわ)の谷を東進する。
左折してから道なりに約5.3km。左手に、沢谷公民館・沢谷交流センターの入口を示す案内表示が現れる。
今は公民館などに使われているが、2004年3月に閉校するまで、ここには沢谷小学校があった。標記の「学舎」とは沢谷小学校のことである。
かつての校舎の前、グラウンドを見おろすように大きなモミジが立っている。沢谷小学校のシンボルであり、卒業生にとっては忘れがたい大モミジだと思われる。
推定樹齢から想像すると、小学校の開校時か、校舎新築時か、それとも社会的な慶事を祝ったものか、いずれにしろ何らかの記念樹として植えられたのであろう。
大切にされてきたのはもちろんだろうが、それにしても素晴らしい大きさである。これだけ大きな樹冠をいただくモミジは、全国的にみてもそう多くはない。「見事」の一言。
イロハモミジ名木の一本だと思う。 |
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