ページタイトル(青龍寺観世音堂の大檜) サイトのシンボル

画像:青龍寺観世音堂の大檜(幹と並ぶ)

画像:青龍寺観世音堂とヒノキ
名称 青龍寺観世音堂の大檜
    (せいりゅうじかんぜおんどうのおおひのき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ヒノキ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 7.0m(注2)
推定樹齢 伝承800年(注2)
所在地の地名 福島県岩瀬郡天栄村牧ノ内字竜生(りゅうい)
 〃 3次メッシュコード 5540−71−32
 
〃 緯度・経度 北緯37度16分45秒
           東経140度09分25秒
天栄村指定天然記念物(1982年9月1日指定)
撮影年月日 2005年3月27日(左の写真)
        2011年10月29日


注1)天栄村教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 釈迦堂川の上流、竜生ダムに至る道の入口付近に青龍寺観音堂がある。
 福島県総合緑化センター刊行の「緑の文化財」には、当地が往古より馬産地として栄えたとある。源八幡太郎義家の「薄墨」や、熊谷次郎直実の「権太栗毛」は当地の産だとする伝承も紹介されている(なお、同書は観音堂の本尊を馬頭観音としているが、正しくは聖観音らしい)。
 宝形造りの観音堂の手前にヒノキの巨木が立っている。
 目通り7mは全国でも有数の太さで、2002年刊行の環境省「巨樹・巨木林フォローアップ調査報告書」では「樹種別全国最大級クラス」にリストされている。
 上部で数幹に分かれているが、立派な主幹を有する単幹の巨木である。樹勢もよく、少し離れた位置からは、尖ったドームのような樹冠がきれいに見える。
 すばらしいヒノキだ。
 
ボタン:福島県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る