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画像:囀石のモミ

画像:囀石のモミ(幹の空洞)

画像:囀石のモミ(全景)
名称 囀石のモミ (しゃべりいしのもみ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 モミ
樹高 40m(注2)
目通り幹囲 7.6m(注2)
推定樹齢 800年(注3)
所在地の地名 群馬県吾妻郡中之条町大道
 
〃 3次メッシュコード 5438−76−87
 
〃 緯度・経度 北緯36度39分16.2秒
           東経138度50分40.0秒
中之条町指定天然記念物(1988年3月26日指定)
撮影年月日 2003年7月29日

注1)天然記念物指定日以降に設置された案内板(設置者及び設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)現地の案内板による





 県道53号沿いの囀石(しゃべりいし)バス停から案内表示に従って、細い道を北に少し上ると、小渕さんの家の前に出る。「囀石のモミ」は小渕家の屋敷に立つ、いわば守り神である。
 過去の落雷でできたという空洞には「樅の木大神」と記された木塊(これもこの木の一部だったのだろう)があり、小さな注連縄がかけられている。
 巨木そのものにも注連縄。周辺がなんとなくきちんとしている印象を受けるのも、屋敷の木ならではである。
 平成3年(1991)に旧環境庁から刊行された「日本の巨樹・巨木林」に「健全度不良:枯死寸前」とあったので、実は会えるかどうか心配だった。でも、心配無用。今ではむしろ樹勢が良いと言ってもいいのではなかろうか。この10年ほどの間に何があったか知らないが、小渕さんの丹誠もあったと思われる。
 高橋弘著「日本の巨樹・巨木」や、渡辺典博著「巨樹・巨木」で、全国第3位の幹囲を持つとされるモミの巨木である。
 
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