ページタイトル:紫福の一本スギ 当サイトのシンボル

画像:紫福の一本スギ_1

画像:紫福の一本スギ_2
名称 紫福の一本スギ (しぶきのいっぽんすぎ)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 スギ
樹高 34m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 600年(注2)
所在地の地名 山口県萩市紫福(注3)
 〃 3次メッシュコード 5131−54−43
 〃 緯度・経度 北緯34度27分17秒
           東経131度32分12秒(注4)
萩市指定天然記念物(1994年3月14日指定)
撮影年月日 2011年8月19日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)現地の案内板(旧福栄村教育委員会が設置。設置年月不詳。のち設置者名を萩市教育委員会に訂正))による
注3)2005年3月6日、萩市に合併。旧行政区は阿武郡福栄村
注4)雨に濡れた深い竹藪に囲まれ、測位出来なかった。そのため、代わりに、一本杉に至る小道の入口の位置を示した





 合併前のむつみ村と福栄村を結ぶ道が県道315号である。道はほぼ殿川川(とのがわがわ)に沿って走る。
 その県道が、戸板ヶ平(361m)、寺ヶ迫(341m)の両ピークを結ぶ線分を横切るあたりに、一本杉への案内表示が出ている。
 そこからは腐葉土に覆われた土の道を約100m。
 密集した竹藪が、大杉の周囲だけ切り開かれている。大杉の根元には小祠。この大杉が畏怖の対象であった証拠だと思われる。
 環境省の巨樹データベースでは個人所有となっているが、萩市の資料では、同じく紫福にある信盛寺の所有となっている。ここは信盛寺の旧地だったのだろうか。
 そういえば、祠には石仏が納められていたようだ。注連縄もない。
 この土地が利用されなくなって、モウソウチクの勢力に押され気味だというのが正直なところのようだが、孤高の雰囲気があって、このような立地も悪くないように思われる。
 
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