ページタイトル:七蔵寺の子持ち桂 サイトのシンボル

画像:七蔵寺の子持ち桂

画像:七蔵寺の子持ち桂(幹と並ぶ)
名称 七蔵寺の子持ち桂
    (しちぞうじのこもちかつら)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 カツラ
樹高 22m(注2)
目通り幹囲 11.5m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県上伊那郡辰野町辰野
 
〃 3次メッシュコード 5337−77−98
 
〃 緯度・経度 北緯36度00分11.2秒
           東経137度58分57.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年7月28日

注1)この木が辰野町保存樹木No.12に指定されたことを記した樹名板(辰野町教育委員会が設置)
注2)1999年に環境省が実施した巨樹・巨木林フォローアップ調査による





 辰野駅の近くから、塩尻に向かうJR中央本線に沿って、線路の東側(横川川左岸)を進む。
 途中から、すれ違いがままならぬほど道が狭くなり、大城山から西に延びた尾根の裾を過ぎると、そこが七蔵寺に至る林道の入口である(訪問時には案内表示あり)。
 そこを右に折れて、山道に入る。両側から迫る灌木や野草が、狭い道をさらに狭くしているが、乗用車にとって、アスファルト舗装が心強い。
 しばらく走ると、正面に立派な石段が見えてくる。その手前の袋小路には、2〜3台の車なら置けそうだ。
 カツラはすぐ右手。小さなせせらぎの向こう。渓流には、細い丸太を束ねた木橋が架かっている。私のように、カツラを目当てに訪れる人がいるのだろう。
 株立ちのカツラで、全周はたしかに標記データほどありそうだが、中央部がぽっかり空いているのが残念。
 傍らの案内板に、樹名についての説明があった。
 弘法大師が当地巡錫の折り、杖を挿しておいたものが根付いた。それが大樹となり、小笠原長経が「子持桂」と名付けた。子宝に恵まれない者がこの樹に願えば子を授かると伝承されているそうである。
 
ボタン:長野県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る