ページタイトル:式見のエノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:式見のエノキ 名称 式見のエノキ (しきみのえのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エノキ
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 6.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注3)
所在地の地名 長崎県長崎市式見町
 〃 3次メッシュコード 4929−16−43
 〃 緯度・経度 北緯32度47分15.6秒
           東経129度47分33.6秒
長崎市指定天然記念物(1998年4月30日指定)
撮影年月日 2015年3月26日

注1)1999年3月に長崎市教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)上記案内板による





 式見町は角力灘(すもうなだ)に面した海岸の町である。平地が乏しく、式見漁港を見おろす斜面を切り開いて家々が並ぶ。
 式見小学校もそんな斜面にある。
 案内板によると、式見小学校の立地場所は、かつて三根山(みねやま)の山林だったが、その後、三根城→城山庄屋屋敷→戸長役場→式見小学校と変遷したらしい。
 エノキがいつ頃からここにあるか定かではないが、少なくとも明治以前からであることは間違いない。小学校よりも先輩である。(案内板は山林時代の(?)自生木が残された可能性があると考えているようだ)
 地上1.7mの高さで3幹に分かれていたというが、その後1本を失い、現在、幹は2本しかない。多分、そのせいだと思うが、幹囲も上記データほど大きくないのではなかろうか。
 少々寂しい姿になってしまったのが残念である。
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