ページタイトル:下田貴船神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:下田貴船神社のクスノキ(幹と並ぶ) 名称 下田貴船神社のクスノキ
    (しもだきふねじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 22m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 高知県四万十市下田(注2)
 〃 3次メッシュコード 4932−37−29
 〃 緯度・経度 北緯32度56分37.4秒
           東経132度59分14.3秒
四万十市指定天然記念物(1963年3月5日指定)
撮影年月日 2012年3月30日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)2005年4月10日、中村市と幡多郡西土佐村が合併して四万十市(しまんとし)に。ここは旧中村市





 後醍醐天皇の長子であった尊良親王(たかながしんのう)が土佐に流される際、水神である京都鞍馬貴布禰大明神の鏡と鉾を勧請して船に祀った。元弘2年(1332)、無事、下田の港に入港できたことを感謝して、親王はこの地に社を建立し、祭鎮してきた鏡と鉾を奉納した。それが貴船神社の始まりだといわれているようだ。(案内板より)
 このクスノキも、貴船神社創立の頃に植えられたと伝えられているらしい。
 案内板によれば、幹には地上8m付近まで空洞ができているという。空洞は根元で数ヶ所に口を開けているが、樹勢そのものは悪くなさそうだ。
 幹や枝に蔓なども絡みつき、まるで山中に立つ野生児のような容姿のクスノキである。
 
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