ページタイトル:霜畑八幡宮のケヤキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:霜畑八幡宮のケヤキ(A号木)(幹と並ぶ)
↑ A号木(8.0m)  ↓ B号木(7.9m)
画像:霜畑八幡宮のケヤキ(B号木)(幹と並ぶ)
  名称 霜畑八幡宮のケヤキ
    (しもはたはちまんぐうのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 37m/36m(注1)
目通り幹囲 8.0m/7.9m(注2)
推定樹齢 750年/940年(注1)
所在地の地名 岩手県久慈市山形町霜畑(注3)
 〃 3次メッシュコード 6041−14−48
 〃 緯度・経度 北緯40度07分21.0秒
           東経141度35分59.3秒(注4)
岩手県指定天然記念物(1980年3月4日、境内のケヤキ巨木3本を「霜畑のケヤキ群」の名称で一括指定。その後1983年に「目通径」が最大だった「C号木」が倒壊。訪問時には2本となっていた)
撮影年月日 2017年5月11日

注1)1981年12月1日に旧山形村教育委員会が設置した案内板による
注2)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測
注3)2006年3月6日、久慈市に合併。旧行政区は九戸郡山形村
注4)これは「A号木」の位置





 国道281号沼袋(ぬまふくろ)トンネル西口の近くから南に折れ、遠別川(とうべつがわ)の谷を道なりに5kmほど遡ったところが霜畑である。
 集落の北端近くに八幡宮が鎮座し、境内に2本の大ケヤキが立つ。
 いずれ劣らぬ素晴らしいケヤキで、樹勢も良く、それぞれ単独で見ても、ケヤキ巨樹の部岩手県代表としておかしくないように思われる。
 社殿の背後に立つ個体が「A号木」、社殿の横、向かって左に立つ個体が「B号木」と名付けられている。
 案内板によると、天然記念物指定当時には、もう1本「C号木」もあったようで、目通りではそれが最大だったようだ。3本が覇を競う姿は、さぞ壮観だったことだろう。(C号木は社殿の手前、向かって右に立っていたようだが、今は跡形もない)
 なお、案内板では、根元径の大小に合わせて樹齢を推定しているが、それはどうだろうか。3本は同時に植えられたと考える方が自然だと思うのだが…。
 
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