ページタイトル:白髭神社のムクノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:白髭神社のムクノキ 名称 白髭神社のムクノキ
    (しらひげじんじゃのむくのき)
名称の典拠 なし
樹種 ムクノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.4m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 奈良県吉野郡下市町阿知賀(中屋)
 〃 3次メッシュコード 5135−46−54
 〃 緯度・経度 北緯34度22分53.0秒
           東経135度48分03.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年3月27日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 国道309号千石橋南詰から、県道39号(五條吉野線)で、吉野川左岸を上流に向かう。
 やがて中屋集落にさしかかると、右手(県道の南側)に、このムクノキが見えてくる。
 手前にはツバキが1本。ムクノキはツバキを優しく抱くような格好で立つ。
 ムクノキの幹には、かなり上の方まで苔が着いて、表面を緑色に覆っている。
 私が訪ねた日は、前日からの雨がまだ残り、あたり一面、しっとりした空気に包まれていた。しかし、雨の日に湿度が高いのは、どこでも同じ事。この緑の理由がわかったのは翌日のことだった。
 翌日は、打って変わって、眩しいほどの青空になった。ところが、それまでの間、吉野川の両岸は濃い朝霧に包まれ、ヘッドライトが必要なほど。
 ムクノキの装いは、どうやら吉野川からの贈り物らしい。
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