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画像:下木滑のケヤキ(幹と並ぶ)

画像:下木滑のケヤキ
名称 下木滑のケヤキ (しもきなめりのけやき)
名称の典拠 吉野谷村からいただいた資料より(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県白山市木滑(下木滑)(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5436−35−72
 
〃 緯度・経度 北緯36度18分50.3秒
           東経136度38分52.0秒
吉野谷村指定天然記念物(1971年11月3日指定)(注3)
撮影年月日 2004年6月5日

注1)吉野谷村内の天然記念物の巨木の所在地を照会したところ、とても丁寧な資料を送って下さった。その中に名があった
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による。いずれも太い方の値
注3)2005年2月1日、松任市と石川郡7町村が合併して白山市誕生。旧行政区は石川郡吉野谷村





 「下木滑」バス停の南、国道157号の路傍に2本並んで立っている。ケヤキの前は少し道幅を広げて、乗用車なら2〜3台停められるスペースを設けてある。
 運転している時には気づかなかったが、国道の西側は手取川に落ちる崖になっていて、ケヤキはその縁に立っているのだ。近くに寄った者が誤って足を踏み外したら危険だということで、フェンスも設けられている。
 上記の資料によれば、ここはかつて「まがっと」(曲途?)と呼ばれ、道が狭かった。そのうえ昼でも暗く、サルが出没して人馬を困らせたと伝えられているらしい。
 自動車の時代になる前は、ここら辺りは、こんな大ケヤキが鬱蒼と茂る寂しい道だったのだろう。単なる旅行者の私には、当時の風景は想像もつかない。
 近年の急激な変化をどのように考えるか、大ケヤキに心があったなら聞いてみたいところだ。
 
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