ページタイトル:日吉宮のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:日吉宮のクスノキ(幹と並ぶ)

画像:日吉宮のクスノキ(全景)
名称 日吉宮のクスノキ (ひよしぐうのくすのき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 クスノキ
樹高 28m(注1)
目通り幹囲 6.8m(注1)
推定樹齢 300年(注2)
所在地の地名 熊本県山鹿市鹿央町霜野(注3)
 〃 3次メッシュコード 4930−35−22
 〃 緯度・経度 北緯32度56分34.6秒
           東経130度39分07.5秒
山鹿市指定天然記念物(1973年4月1日指定)
撮影年月日 2011年8月5日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)1974年4月に山鹿市教育委員会が設置した(?!まだ合併前だが…)案内板に「およそ250年」とあった。1974年に約250年というなら、ごく大雑把に、2011年では300年だ
注3)2005年1月15日、山鹿市に合併。旧行政区は鹿本郡鹿央町





 霜野は、合併前の鹿央町と植木町、玉東町の3町の境界点に近いところ。
 霜野の日吉神社(神社としての名は日吉神社が正しい)は、集落のほぼ中央、県道55号(山鹿植木線)に面している。1kmほど北の北谷にも日吉神社があって紛らわしいので、霜野日吉神社と称することもあるようだ。祭神は大己貴神(おおなむちのかみ)ほか6柱。
 市天然記念物のクスノキは、県道から見て、鳥居の左。やや道路側に傾いて立っている。
 根に近づくにつれて太くなり、どっしり力強い印象を受ける。背はそれほど高くない。こんもり丸い樹冠を戴いている。
 案内板によると、クスノキが植えられたのは、宝永7年(1710)の社殿造営から間もない頃でないかと考えられているようだ(それが樹齢推定の根拠と思われる)。
 話は変わるが、神社の前に六地蔵を刻んだ石幢があり、これも山鹿市指定文化財である。文政6年(1822)の建立だというが、もうすっかり地蔵さんの顔は摩滅して、表情が読み取れない。
 神社にお地蔵さんとは、今から見れば不思議な取り合わせだが、神仏習合時代の名残だと思われる。
 
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