ページタイトル:志村神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:志村神社のクスノキ

画像:志村神社のクスノキ(全景)
名称 志村神社のクスノキ
    (しむらじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 16m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 大分県大分市志村2丁目
 〃 3次メッシュコード 4931−65−86
 〃 緯度・経度 北緯33度14分28.7秒
           東経131度42分13.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年3月25日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による





 日美天川(ひみてんがわ)は、大野川に架かる国道197号鶴崎橋東詰め近くに始まり、市街地を流れて別府湾に注ぐ、全長2.6kmの短い川だ。もしかしたら、大分市民のなかにも日美天川を知らない人がいるのでなかろうか。
 志村神社が鎮座するのは、その右岸。川は、流れ始めてまだいくらも下っていない。
 案内板によれば、昔の神社は遠見山の中腹にあったらしい。現在地への移転は寛永年間(1624〜44)。このクスノキは遷座の際に植えられたと伝えられているようだ。
 クスノキ巨木としては背が低く、しかも全体に斜めに傾いている。葉の様子からは、高いところまで揚水する能力が衰えてきているのがわかる。
 ご覧のように、クスノキの根元は境内面より一段低い。何らかの事情で、境内に土を入れたようだ。
 普通、こんなケースでは、クスノキの周囲にも同様に土を入れ、途中まで幹を埋めてしまうものだが、ここではそうしなかった。
 氏子の方々に大切に思われているクスノキなのだろうと思われる。
 
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