ページタイトル:真福院のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:真福院のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 真福院のケヤキ (しんぷくいんのけやき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 ケヤキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 6.7m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 三重県津市美杉町三多気蟻ノ谷(注2)
 〃 3次メッシュコード 5136−61−27
 〃 緯度・経度 北緯34度31分18.8秒
           東経136度13分08.2秒
三重県指定天然記念物(1940年8月8日指定)
撮影年月日 2019年3月28日

注1)三重県教育委員会の文化財情報ウェブサイトによる
注2)2006年1月1日、津市に合併。旧行政区は一志郡美杉村





 左図は、真福院境内に立つ、三重県指定天然記念物の大ケヤキ。同院の境内林に足を踏み入れると、林立する大杉がまず目につくが、これらのスギたちを差し置き、このケヤキのみが天然記念物とされている。(三重県では、昔から大杉が珍しくなかったからだろうか)
 参道石段の途中、下部のみ朱塗りの鐘楼門の手前で、一対の大杉と並んで立っている。
 大杉は参道を挟んで立ち、いわば門杉のような役目を与えられているのに対し、ケヤキはその外側。境内地の土留めの役割を担わされて植えられたのかも知れない。
 文化財的観点から見ると、今ではスギとケヤキの立場が逆転してしまったわけだ。
 環境省巨樹データベースにもこのケヤキが載っているのだが、何故か幹囲データは300cmとなっている。これが上記データのように6.7mだとすると、三重県内では国津神社のケヤキに次ぎ、第二位の幹囲を持つことになる。
 県の天然記念物指定も肯けるわけだ。
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