ページタイトル:信正寺の銀杏 サイトのシンボル

画像:信正寺の銀杏(幹と並ぶ)

画像:信正寺の銀杏(本堂とイチョウ)
名称 信正寺の銀杏 (しんしょうじのいちょう)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 イチョウ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 650年(注3)
所在地の地名 秋田県大館市花岡町字七ツ館
 
〃 3次メッシュコード 6040−34−94
 
〃 緯度・経度 北緯40度19分49.3秒
           東経140度33分06.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年8月8日

注1)1990年2月19日、この木が大館市の名木に指定されたことを機に大館市が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)信正寺の来歴が記された境内に案内板による





 花岡小学校から西に300m、花岡川を渡った先に曹洞宗信正寺がある。本尊は千手観世音菩薩。秋田33観音の結願霊場でもある。
 寺が開かれた当初は真言宗で、ここより4kmほど北東にあたる男神山・女神山の麓にあったが、天正(1573〜92)の頃に現在地に移ったという。上の推定樹齢が正しければ、この地においてはイチョウの方が200年以上先輩だということになる。
 イチョウは2本の株立ち。ほぼ同サイズの幹が「V」字形に開いていて、面白いことに、2本は対称的な葉をつけている。
 本堂側の方は、葉が青緑色で大きい。もう1本の方は、黄緑がかった小さめの葉。2本の親は違っているのだろうか。
 眺めた限りでは、ギンナンが見えなかった。落果もない。いずれも雄株なのだろうと思われる。
 
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