ページタイトル:真山寺の乳イチョウ サイトのシンボル

画像:真山寺の乳イチョウ

画像:真山寺の乳イチョウ(幹と並ぶ)
名称 真山寺の乳イチョウ (しんざんじのちちいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 43m(注2)
目通り幹囲 7.8m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 秋田県仙北市西木町小山田字石川原(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5940−44−04
 
〃 緯度・経度 北緯39度40分23.6秒
           東経140度33分02.0秒
秋田県指定天然記念物(1984年3月19日指定)
撮影年月日 2007年8月7日

注1)秋田県教育委員会と西木村教育委員会が連名で設置
注2)2000年に環境省が行った「巨樹・巨木林フォローアップ調査」による
注3)上記案内板による
注4)2005年9月20日、仙北郡内の2町1村が合併して仙北市誕生。旧行政区は仙北郡西木村





 真言宗智山派真山寺の本堂前に立つ大イチョウ。
 立ち上がった幹が、地上4mほどの高さから大枝を次々に広げて、立派な樹冠を支えている。
 名の由来は、御多分に漏れず、母乳がよく出るように信仰されたから。確かに気根がよく発達し、最大のものは径30センチ、長さ2mに達する。
 このように立派な気根をつけるイチョウは、雄株が多いようだ。この木もそうで、ギンナンは実らない。
 子供の遊具なども見られるので、境内は地域の憩いの場となっているようだ。お盆前だったこともあってか、清掃が行き届いていて気持ちがいい。
 イチョウの周囲が塚のように盛り上がっている。これは落葉をここに集めたものらしい。踏圧回避に役立つことはもちろんだが、もしも土壌改良につながるのであれば、一石二鳥の名案かも知れない。
 
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