ページタイトル:潮崎本之宮神社のビャクシン 当サイトのシンボル

画像:潮崎本之宮神社のビャクシン 名称 潮崎本之宮神社のビャクシン
    (しおざきもとのみやじんじゃのびゃくしん)
名称の典拠 なし
樹種 ビャクシン
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 7.6m(注1)
推定樹齢 1200年(注2)
所在地の地名 和歌山県東牟婁郡串本町串本(注3)
 〃 3次メッシュコード 5035−16−52
 〃 緯度・経度 北緯33度27分47.0秒
           東経135度46分42.2秒
串本町指定天然記念物(1988年5月27日指定)
撮影年月日 2014年3月18日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)串本町が設置した案内板による
注3)2005年4月1日、西牟婁郡串本町と東牟婁郡古座町が合併して東牟婁郡串本町誕生。旧行政区は西牟婁郡串本町





 潮崎本之宮神社は、串本市街地の南端近く。県立串本古座高等学校串本校舎の北西に鎮座する。
 主祭神は底筒男命、中筒男命、表筒男命の3柱。いわゆる住吉三神で、いずれも海の神とされる。
 本州最南端である潮岬(しおのみさき)は、かつては本州でなく、独立した小島だった。串本側から伸びた砂嘴がその小島に届き、今は陸繋島となった。地形図を見ればよくわかる。(高校時代に習った地理の授業を思い出す) そのように見れば、潮崎本之宮神社は陸繋島の接合部に位置していると言える。島が陸続きとなったことに、当時の人が神の仕事を見てとったのではないだろうか。
 さて、ビャクシンである。和歌山県一とされるだけあって、大きさはなかなかのもの。
 倒壊を防ぐため、あちこち緊縛されて可哀想な姿だが、強風で知られる地に生きるなら、これも致し方あるまい。
 なお、イヌマキやタブノキなど、境内にはほかにも印象に残る樹木があったことを記しておきたい。(「少し大きめの画像」で紹介)
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