ページタイトル:白藤神社の大モミ 当サイトのシンボル

画像:白藤神社の大モミ(幹と並ぶ)

画像:白藤神社の大モミ
名称 白藤神社の大モミ (しらふじじんじゃのおおもみ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 モミ
樹高 36m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 800年(注3)
所在地の地名 兵庫県豊岡市吉井
 〃 3次メッシュコード 5334−26−42
 〃 緯度・経度 北緯35度32分25.9秒
           東経134度46分25.7秒
兵庫県指定天然記念物(1965年3月16日指定)
撮影年月日 2010年10月16日

注1)1992年11月に兵庫県教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)上記案内板による





 円山川の支流奈佐川左岸、奈佐小学校の南西高台に、白藤神社がある。
 少し離れたところには、赤藤神社もある。いずれも白鳳の昔(650〜85)、楯縫連須賀雄(たてぬいのむらじすがお?)が創立したと伝え、赤藤神社の創立縁起には、赤紫色のフジの傍らに社殿を建てたとあるらしい。こちらは白フジの近くに建てたのだろうか。(現在、境内にフジ古木はない)
 石段を登りきったところに県天然記念物のモミが立っている。
 多少傾いているが、いかにもモミの木らしく、主幹がすっと伸びている。
 残念なことに、主幹の上部は失われている。案内板によれば、落雷の被害に遭い、先端部が枯れてきたので切除したとのこと。しかし、全体としての樹勢は良さそうだ。
 地際で根が大きく肥厚し、力強い根張りを示している。モミ巨木でしばしば見られる姿だ。
 下部での分枝が殆どなく、ただ真っ直ぐなだけで少々趣きに欠けがちなモミだが、地際の力強さがそれを補っているように思われる。
 境内には、このモミの種子から芽生えたと思われる若いモミも見られるそうである。
 
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