ページタイトル:白鷺神社のヤマザクラ 当サイトのシンボルマーク

画像:白鷺神社のヤマザクラ 名称 白鷺神社のヤマザクラ
    (しらさぎじんじゃのやまざくら)
名称の典拠 なし
樹種 ヤマザクラ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 4.5m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 茨城県常陸太田市瑞龍町
 〃 3次メッシュコード 5440−64−62
 〃 緯度・経度 北緯36度33分11.4秒
           東経140度31分44.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年4月3日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 茨城県立常陸太田特別支援学校(瑞竜小学校跡地)から南西に200mほどのところに白鷺神社が鎮座する。
 白鷺神社の祭神は日本武尊。記紀神話によれば、ヤマトタケルは東征を終えた帰途、伊吹の神により病を得て没した後、白鳥に化身して天に昇ったとされている。白鳥神社や白鷺神社の祭神がヤマトタケルであるのは、人々がその伝説を信じたからであろう。
 ハクチョウは木にとまらないが、サギは木に止まる。
 とある水辺で、土地の人から、冬に落葉した大木にたくさんのシラサギがとまる時は、まるで枯木に花が咲いたようで美しいと聞いたことがある。
 この白鷺神社に水辺はないのだが、そんなことを思い出したのは、暗いスギ林の中にあって、ヤマザクラの花の辺りだけ白く、明るく見えたからである。
 ただ、残念ながら、花はみな高所にあって、下からぼんやり眺めるだけ。(まだ咲き始めたばかり)
 白鷺神社のヤマザクラは、簡単に花を愛でさせてくれるヤマザクラではないように思われる。
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