ページタイトル:白鳥神社のスギ 当サイトのシンボル

画像:白鳥神社のスギ(最大木?)

画像:白鳥神社のスギ(参道のスギ)
名称 白鳥神社のスギ (しらとりじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 36m(注1)
目通り幹囲 5.4m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 大分県玖珠郡九重町田野字中尾山
 〃 3次メッシュコード 4931−61−08
 〃 緯度・経度 北緯33度10分23.7秒
           東経131度13分55.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年3月24日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による





 2006年10月30日に完成した「九重夢大吊橋」(2009年末現在、長さ390m、高さ173mは、歩道専用吊橋として、いずれも日本一)の東詰近くに白鳥神社が鎮座する。
 案内板によると、近江国浅井郡出身の浅井藤彦(あさいどうげん)なる人物が、神宮皇后の三韓征伐の軍功により、玖珠速見2郡の領地を賜り、宇佐八幡の神職となった。のち玖珠郡田野に館を構え、欽明天皇の御宇(540〜71)に郷里の近江国より一族の産土神である白鳥大明神を当地に勧請した。これが白鳥神社の起源だという。
 鄙にしては立派な神社で、社叢には巨木も数本混じる。
 参道入口付近のスギがまず目につくが、目通り5mまではありそうにない。
 境内林の木々に紛れて道路側に立つ1本が最も太そうだ(上図)。これを5.4mの個体に比定してみたのだが、当否はどうだろうか。スギの根元には、小川が音を立てて流れている。
 身だしなみを整えることなど一切しない、といった風の野生児の顔を持つ大杉である。
 
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