ページタイトル:八坂神社夫婦楠 当サイトのシンボル

画像:八坂神社夫婦楠(幹と並ぶ)

 ↑↓この写真は3月24日撮影

画像:八坂神社夫婦楠
名称 八坂神社夫婦楠 (やさかじんじゃめおとくす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 22m/18m(注2)
目通り幹囲 7.5m/6.5m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 徳島県海部郡海陽町久保(注4)
 〃 3次メッシュコード 5034−22−74
 〃 緯度・経度 北緯33度34分08.3秒
           東経134度18分03.6秒
海陽町指定天然記念物(1997年12月指定)
撮影年月日 2012年3月23〜24日

注1)海陽町が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)上記案内板による
注4)2006年3月31日、海部郡内の3町が合併して海陽町誕生。旧行政区は海部郡宍喰町





 国が「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に指定した宍喰祇園祭で知られる八坂神社がある旧宍喰町は徳島県最南端の町である。八坂神社は、県境から約1.5km。
 その境内に2本の大クスノキがあり、「夫婦楠」と名付けられている。
 「夫婦」と冠せられるのは、2本がくっついて1本になっているか、あるいは、くっつかないまでも、仲睦まじく、ごく近接して立っている場合を指すことが多い。
 しかし、時々、まったく独立した2本なのだが、両者が好一対を為すようなケースも、そう呼ばれることがある。ここでは後者のケースだ。
 参道の途中、社殿に向かって右手に立つ方が大きい。こちらが、いわば「夫」だろう。「婦」の方は、社殿近く、向かって左。
 ともに、大枝をたくさん広げ、大きな樹冠を支えている。いずれも樹勢が良さそうだ。
 徳島県には、10mを超す特大なクスノキ巨木も多くあるが、その殆どは吉野川流域にある。
 県南部に於いては、実質的に、このクスノキが最大幹囲を有するクスノキだと思われる。(データ上ではこれより大きいものもあるが)
 
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