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画像:静のムクノキ

画像:静のムクノキ(全景)
名称 静のムクノキ (しずのむくのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ムクノキ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 8.0m(注2)
推定樹齢 900年(注3)
所在地の地名 茨城県那珂市静(しず)東組(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5440−63−04
 
〃 緯度・経度 北緯36度30分13.7秒
           東経140度25分29.3秒
茨城県指定天然記念物(1939年3月31日指定)
撮影年月日 2007年2月18日

注1)1992年5月に茨城県と瓜連町教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)上記案内板による
注4)2005年1月21日、那珂郡内の2町が合併して那珂市誕生。旧行政区は那珂郡瓜連町





 静神社の北東400mほどのところに桂木稲荷神社が鎮座している。祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)。耕地のなかにぽつんと神社がある。
 案内板によれば、平安末期の、いわゆる「後三年の役」で東征に赴いた源義家が、この地に休止し、神社に戦勝を祈願した。その際、持参した鞭を地に挿したまま出陣。その鞭が根付いて、この大木になったと伝承されているらしい。
 上記推定樹齢の根拠もどうやらそれらしいが、豊作祈願ならともかく、お稲荷さんに戦勝を祈願するとも思えず、むりやり故事つけた感が拭えない。
 しかしムクノキそのものは、なかなか大したものである。
 背も低くなり、枝数も少なくなったが、これだけの太さのムクノキには、そう簡単に出会えるものではない。
 
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