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画像:荘田神社の大イチョウ

画像:荘田神社の大イチョウ(全景)

画像:荘田神社の大イチョウ(幹と並ぶ)
名称 荘田神社の大イチョウ
   (しょうだじんじゃのおおいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 52m(注2)
目通り幹囲 9.7m(注2)
推定樹齢 伝承1000年(注2)
所在地の地名 群馬県沼田市井土上町(いどのうえまち)字諏訪
 〃 3次メッシュコード 5439−70−92
 〃 緯度・経度 北緯36度39分47.9秒
           東経139度01分44.1秒
群馬県指定天然記念物(1952年4月25日指定)
撮影年月日 2003年5月25日(左の写真)
        2020年11月22日(少し大きめの画像)

注1)1982年3月に群馬県教育委員会と沼田市教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による





 荘田神社は近世まで諏訪社だった。その名残が字名に残っている。明治末年(1912)に近隣の神社を合祀して荘田神社に改称した。
 大イチョウは境内の端に立っている。群馬県内のイチョウでは浄蔵寺の大イチョウに次ぐ巨木である。
 近くにお住まいのご婦人から、お話をうかがうことができた。
 数年前の秋、北風の強い夜だった。夕飯を終えてテレビを見ていたら、もの凄い音が鳴り響いた。山崩れかと思ったが、大雨が降ったわけでなし、あるいは物置でも倒壊したか、と外に出てみたが、何ともない。不思議に思ったまま夜を過ごし、翌朝になって轟音の原因がわかった。大銀杏の主幹が折れて畑に倒れていたのだ。
 自分の若い頃は、すばらしく背が高く、うんと格好のいい樹形だった。昭和34年(1959)の伊勢湾台風で被害を受けたが、それほど格好が悪くなったわけでもなかった(鉄板を被せてあるところが伊勢湾台風で被害にあった部分だ)。しかし、てっぺんが折れてしまってはねえ・・・と、非常に残念がっておられた。
 そういえば、頂部が途中で失われているように見える。しかし、今でも決して格好が悪くはない。普通はもっと背が低く、傷んでいるものです。これだけの巨木にしては、ハンサムな方ですよ、と慰めてはみたが、納得できないご様子であった。
 
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