ページタイトル:荘厳寺跡の大杉 サイトのシンボル

画像:荘厳寺跡の大杉

画像:荘厳寺跡の大杉(遠景)

画像:荘厳寺跡の大杉(虚空蔵堂)
名称 荘厳寺跡の大杉 (しょうごんじあとのおおすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 29m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 宮城県大崎市古川小林(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5740−77−34
 
〃 緯度・経度 北緯38度37分07.3秒
           東経140度55分18.8秒
大崎市指定天然記念物(1984年3月29日指定)
撮影年月日 2008年8月26日

注1)下部が朽ちていて文字が読めないが、多分、古川市教育委員会と古川市文化財保護審議会が連名で設置したと思われる
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)2006年3月31日、1市6町が合併して大崎市誕生。旧行政区は古川市





 江合川に架かる藤棚橋付近から、北東の高台に見える大杉(中図)。
 大杉の場所には、かつて荘厳寺があった。
 伝説では、前身は藤原秀衡の時代にできた寺で、虚空山福満寺と号した。中世には大崎氏の崇敬を受けて栄えたが、大崎氏滅亡後、葛西大崎一揆で伊達政宗に背き、大伽藍を焼かれた。その後、慶安2年(1649)には、天台宗から真言宗に転じ、虚空山荘厳寺として再興されたが、たびたびの火災で荒廃し、現在は小さな虚空蔵堂が残るのみ。(平凡社「宮城県の地名」より)
 虚空蔵堂に寄り添うように立つ大杉である。
 
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