ページタイトル:正光寺のヤマモモ 当サイトのシンボルマーク

画像:正光寺のヤマモモ 名称 正光寺のヤマモモ (しょうこうじのやまもも)
名称の典拠 なし
樹種 ヤマモモ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 4.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 大分県臼杵市野津町八里合(のつまちはちりごう)(名塚)(注2)
 〃 3次メッシュコード 4931−45−68
 〃 緯度・経度 北緯33度03分19.3秒
           東経131度43分58.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年4月4日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2005年1月1日、臼杵市に合併。旧行政区は大野郡野津町





 県道204号(津久見野津線)「八里合」バス停の近くから西の高台に登って行くと、浄土真宗本願寺派日照山正光寺の前に出る。
 掲げられた由緒書によると、天正年中(1573〜92)、臼杵海添宝蓮寺の弟子善貞が当地に一宇を建立して正光寺と号したのが始まりらしい。
 しかし、門前にはそれよりも古い五輪塔(臼杵市指定文化財)がある。案内板によれば延慶3年(1310)の文字が読めるらしい。風輪は失われたのか、四輪しか残っていないようだが、ずんぐり姿の全体に風化が進み、時代の古さを思わせる。
 もとからここにあったのだろうか。それとも、どこか別の場所にあったものを、正光寺の建立後、ここに運んだのだろうか。説明がないので、その辺のことはよくわからない。
 門の前からは四脚門の横に立つヤマモモがはっきり見える。上記データほどの樹高はないが、葉をたくさん繁らせた、樹勢の良さそうなヤマモモである。
 ヤマモモ巨木では低い位置で複数幹に分かれているものが多いが、このヤマモモは、四脚門の軒の高さ近くまで単幹で立ち上がっている。力強い姿だ。
 2015年10月4日にうすき巨樹・名木の会が測定したところでは、幹囲が422cmになっていたそうである。
 今も着実に大きくなりつつあるようだ。
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