ページタイトル:正蓮寺のカヤ 当サイトのシンボル

画像:正蓮寺のカヤ

画像:正蓮寺のカヤ(全景)
名称 正蓮寺のカヤ (しょうれんじのかや)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 カヤ
樹高 28m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 栃木県足利市粟谷町
 〃 3次メッシュコード 5439−43−52
 〃 緯度・経度 北緯36度23分08.3秒
           東経139度24分28.3秒
足利市指定天然記念物(1967年3月30日指定)
撮影年月日 2013年2月22日

注1)1999年3月30日に足利市教育委員会が設置
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 渡良瀬川の支流松田川に沿って、県道219号(松田葉鹿線)を北東に向かう。坂西北小学校近くの信号で左折。大カヤがある高野山真言宗鎮護山正蓮寺は、直線距離にして、小学校からは北西に約600m。
 私が着いたのは、朝の8時ちょっと前。春から初秋にかけてならばもう十分に日の高い時間だが、2月はまだ太陽が低い。山陰(やまかげ)にある正蓮寺周辺を、コントラストの弱い、淡い光が照らしていた。
 カヤは、お庫裏の後方。新しく分譲された墓地の入口付近に立つ。単幹で、直立している。縦に長い裂け目が見えるのは、過去に被雷したことを物語っているように思われる。
 やや葉が少ないようだが、今のところ、最頂部まで葉をつけている。なんとか樹勢を維持してほしいものだ。
 ところで、最近のお墓事情だが、昔からの石塔形より、背が低く、幅が広い安定感のあるタイプが好まれるようだ。一昨年の大地震の影響もあるのだろうか。
 その墓石に、大きく、「和」とか「結」とかの文字が刻まれている。これも近年の流行だろうか。ほかに「心」「絆」などもある。「飛躍」など、二文字のものもある。
 この言葉を胸に、家族が結束しようとの思いを表しているのかも知れない。
 
ボタン:栃木県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る