ページタイトル:志方免のシイ ロゴ:人里の巨木たち

画像:志方免のシイ(幹と並ぶ) 名称 志方免のシイ (しかためんのしい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ?
樹高 不明
目通り幹囲 7m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長崎県北松浦郡佐々町志方免
 〃 3次メッシュコード 4929−65−81
 〃 緯度・経度 北緯33度14分41.2秒
           東経129度38分06.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年7月31日

注1)全体の輪郭を目分量で





 佐々川(さざがわ)の支流志方川沿いに走る県道227号(志方江迎選)の西の高台にある集落のはずれに、左図のシイの木が立っている。(県道から集落は見えない)
 シイの木を探す目印は集落内の「千人堂」。あちこちに千人堂への案内表示が出ている。
 佐々町教育委員会が設置した案内板によると、堂から500mほど離れたところに3アール(約100坪)ほどの田があり、そこは昔から「人切畝町(田?)」と呼ばれてきた。この田で千人が首を切られ、流れ出た血が畔(あぜ)を越えて流れ出たというような伝説と結びつく名前らしい。
 「千人堂」は、その伝説の千人を供養する御堂なのだろうか。道を挟んで反対側には「千人塚」もある。
 大シイは、千人堂の前の道を少し南東に向かい、最初の分岐を右に入った先に立つ。
 道路側から見ると、生長しつつある多くの蘖(ひこばえ)に囲まれている。見た感じでは、全体の輪郭はおよそ7mくらいだろうか。
 これらの蘖が大きくなると、どんな姿の巨木になるのだろう。私の年齢では土台無理な話だが、50年後の姿も見てみたいものだ。
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