ページタイトル:白髯神社のウラジロモミ ロゴ:人里の巨木たち

画像:白髯神社のウラジロモミ 名称 白髯神社のウラジロモミ
    (しらひげじんじゃのうらじろもみ)
名称の典拠 なし
樹種 ウラジロモミ(注1)
樹高 50m(注1)
目通り幹囲 4.3m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 長野県長野市鬼無里日影(祖山)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5537−07−09
 〃 緯度・経度 北緯36度40分21.5秒
           東経137度59分28.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年9月30日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2005年1月1日、長野市に合併。旧行政区は上水内郡鬼無里村(きなさむら)





 鬼無里中学校の南西1.4kmほどの山裾に、白髯神社が鎮座する。
 地元の伝説では、天武天皇(在位673〜686)が信濃国に遷都を計画。その候補地が鬼無里だったと言い(鬼無里には、東京・西京・三条・五条などの地名がある)、白髯神社は、鬼門鎮護のために創建されたと伝えられているらしい。
 起源が本当に白鳳時代かどうかは知らないが、かなり古くからあったのは間違いないようで、柿葺(こけらぶき)一間社流造の本殿は桃山時代の建築と推定され、国の重要文化財。(本殿は鞘堂内にあって、残念ながら、外からは見えない)
 環境省巨樹データにあるウラジロモミ巨木を訪ねた。
 同データでは1本のみが計上されているのだが、実際には、似たような大きさの個体が2本。幹囲が4mまでないような気もするが、このうちのどちらかが報告されたのだろう。
 左図は、心もちこちらが大きいかなと思う1本。
 社殿に向かって右奥の樹林内に立っている。
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