ページタイトル:舘神明社のスギ サイトのシンボル

画像:舘神明社のスギ(幹と並ぶ)

画像:舘神明社のスギ(顔を出した若木)
名称 舘神明社のスギ (たちしんめいしゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.6m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 富山県南砺市舘(注2)
 
〃 3次メッシュコード 5436−66−57
 
〃 緯度・経度 北緯36度32分46.8秒
           東経136度50分18.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年5月12日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2004年11月1日、周辺8町村が合併して南砺市(なんとし)誕生。旧行政区は西礪波郡福光町





 舘集落の北西端に神明社がある。(神社の正式名は単に「神明社」だが、他と区別するため、標題では勝手に集落名を冠させてもらった)
 その境内、向かって左手に立つスギがこれ。
 幹には立派な注連縄が取り付けられている。御神木とされているのだろう。
 もっとも、この他にも、ざっと見渡して、6本に注連縄が巻かれている。なかにはずいぶん細いものもある。
 注連縄をつけた基準が何なのか。太さや樹種で可否を定めたようには見えない。社殿の周りに多いが、それとて、つけられていないものもある。
 基準はよくわからなかったが、とにかく、境内の木はみな神聖。粗末に扱うべからず、ということなのだろう。
 もちろん、サイズではこのスギだけ別格。
 よく見ると、根元の苔の間から1本の木が芽生えている。スギの周りがきれいに除草されているなかで、この木は取り残された。
 健気な姿に、つい情がわいたということなのだろうか。
 いつの日か、この木も御神木の仲間入りをすることがあるのだろうか。
 
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