ページタイトル:大成小学校のアコウ 当サイトのシンボルマーク

画像:大成小学校のアコウ 名称 大成小学校のアコウ
    (たいせいしょうがっこうのあこう)
名称の典拠 なし
樹種 アコウ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5.4m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 鹿児島県指宿市山川成川(注2)
 〃 3次メッシュコード 4630−64−48
 〃 緯度・経度 北緯31度12分20.0秒
           東経130度36分36.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月26日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2006年1月1日、指宿市に合併。旧行政区は揖宿郡山川町





 薩摩半島最南端の長崎鼻から北北東に約6km。国道226号を挟んで県立山川高等学校と大成小学校が向かい合っている。
 このあたりの土地には緩やかな傾斜があって、山川高校側が少し低く、大成小学校側が少し高い。車窓からだと、小学校のグラウンドは石垣の上にあって見えないのだが、左図のアコウの樹冠は見える。(脇見運転注意)
 同校の公式ウェブサイトを拝見すると、大正3年(1914)4月1日に大山小学校と成川小学校が合併、大成尋常小学校となったのが始まりらしい。
 グラウンドの真ん中にセンダンの大樹がある。位置から考えて、何らかの記念樹ではないかと思われる。校歌の2番にも「歴史を語るせんだんの大樹の木かげ」の言葉が出てくる。
 実はこのセンダンよりアコウの方が大きいのだが、アコウは校歌に登場しない。立地場所も校地の端である。
 でも、見捨てられているわけではなさそうだ。アコウの周囲は小庭園のように整備され、石造のテーブルやベンチもある。遊具も設置されている。
 休み時間には、ここに子供たちが集まり、ときにアコウに登ったりする子もいるかも知れない。
 こんな巨樹と友達になれるなんて、羨ましいことである。
ボタン:鹿児島県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る