ページタイトル:高松薬師堂のシダレザクラ 当サイトのシンボルマーク

画像:高松薬師堂のシダレザクラ 名称 高松薬師堂のシダレザクラ
    (たかまつやくしどうのしだれざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 9m(注2)
目通り幹囲 3.7m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 長野県飯田市上郷黒田(かみさとくろだ)
 〃 3次メッシュコード 5337−26−17
 〃 緯度・経度 北緯35度31分07.0秒
           東経137度50分25.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年4月6日

注1)飯田市が設置(設置年月不詳だが、2019年以降に設置したと思われる)
注2)上記案内板の前身(?)、飯田観光協会が設置した案内板にこう記されていた





 JR飯田線伊那上郷(いなかみさと)駅と長野県立飯田高等学校を結ぶ線分の中点付近、市街地に咲く桜。直線距離は駅からも高校からもおよそ200m。
 桜が立つのは曹洞宗医王山正命寺境内。
 かつては天台宗に属し、安楽寺と号したが、正和3年(1314)に改宗して浄土真宗に。のち、善勝寺となって飯田城下に移ったが、薬師堂のみ残されて正命寺となったとのこと。(上記案内板による)(注3)
 その薬師堂の名を冠するシダレザクラである。
 濃いめの花色をもち、枝先は大きく下垂し、今にも地面に着きそうだ。武骨さと艶めかしさを兼ね備える桜である。
 なお、樹名の高松は当地の古い地名である。

注3)飯田市伝馬町に現存する龍臥山善勝寺公式ウェブサイトでは、僧祐了が当地の『豪族別府下井氏の帰依を受けて、高松の地の天台宗善勝寺に入山し、寺を真宗に改めた』のは16世紀後半のこととしている 
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