ページタイトル:高瀬通しのハゼノキ 当サイトのシンボル

画像:高瀬通しのハゼノキ 名称 高瀬通しのハゼノキ
    (たかせとおしのはぜのき)
名称の典拠 環境省巨樹データベース
樹種 ハゼノキ
樹高 5m(注1)
目通り幹囲 3.3m(注1)
推定樹齢 360年(注2)
所在地の地名 岡山県倉敷市玉島爪崎
 〃 3次メッシュコード 5133−65−64
 〃 緯度・経度 北緯34度33分31.6秒
           東経133度40分33.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年3月23日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)樹下に「樹令万治二年」と記す石柱が設置されていた。万治2年(1659)に植えられたということだろうか。ならば、樹齢はこれくらいか





 樹名にある「高瀬通し」というのは、舟運のために江戸時代に作られた運河の名称。ここに荷を積んだ高瀬舟を浮かべ、両岸から綱を引いて運んだらしい。
 現在、運河の大部分は姿を消してしまったようだが、JR新倉敷駅の西に、一部が残っている。
 そのほとりに、左図のハゼノキが立つ。
 ハゼノキが立つ場所は、国道2号玉島バイパスから、高瀬通しの水路沿いに、北へ約200m。2本並ぶ水路に挟まれたところ。
 一見して所在地は新倉敷駅前5丁目と思ったが、地図サイト「マピオン」の表示を詳細に見ると、水路部分のみ、玉島爪崎となっている。ちょっと紛らわしい。
 さて、ハゼノキだが、サトウハチローの「ちいさい秋みつけた」で、「はぜの葉あかくて入日色」と歌われることからわかるように、美しい紅葉が特徴。葉を見れば私にも樹種が推測できそうだが、葉のない季節のハゼノキを、樹姿と樹肌のみで特定するのは難しい。この木の場合は、樹下に「櫨(はぜ)」と記した石柱があるのでそれとわかったが…。
 ハゼノキとしては堂々たる巨木である。
 樹姿にも威厳があるように思われた。
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