ページタイトル:荒神社のアベマキ 当サイトのシンボルマーク

画像:荒神社のアベマキ 名称 荒神社のアベマキ (こうじんじゃのあべまき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 アベマキ
樹高 28m(注2)
目通り幹囲 4.2m(注2)
推定樹齢 250年(注2)
所在地の地名 岡山県加賀郡吉備中央町高谷(たかや)大高下(おおこうげ)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5233−26−21
 〃 緯度・経度 北緯34度51分33.0秒
           東経133度45分56.4秒
吉備中央町指定天然記念物(2001年12月25日指定)
撮影年月日 2022年3月26日

注1)天然記念物指定名称。現地の標柱(旧加茂川町教育委員会が設置、設置年月不詳)には「荒神のアベマキ」と記されていたが、天然記念物としての名称では「社」がある。これとは別の名称もあるようで、風化して文字が読めなくなりつつある案内柱(参道入口)には「高谷のアベマキ」と記されていた
注2)上記標柱の側面に記されていた数値
注3)2004年10月1日、御津郡加茂川町と上房郡賀陽町が合併して加賀郡吉備中央町誕生。旧行政区は御津郡加茂川町





 大高下集落の中央付近、加茂市場と高谷を結ぶ県道366号(竹部加茂市場線)の西に荒神社があり、県道に面して参道の入口がある。入口には「高谷のアベマキ」と記した案内柱があるのだが、表面が風化して、もう文字を読むのも困難である。(地理院地図に神社マークがなく、参道入口には神社を想像させるものが何も無いので、わかりにくいかも知れない)
 モウソウチクの林の中を登って行くと、社殿の斜め前にアベマキが見えた。歩く距離はいくらでもない。
 アベマキにしては背が高い。そして上空で太い大枝を何本も広げている。想像していた以上に立派なアベマキだ。
 向こうに回り込むと、幹の上の方まで苔が這い上がっている。厚い雲の下、薄暗い光の中で、苔の緑がぼんやり明るく見えた。
 周囲の空間が狭く、撮影に「引き」がとれないため、全体像を紹介できないのが残念。

※おかやま希望学園事務局のOさんから、2024年4月11日未明、このアベマキが倒れ、下を走る県道が通行止めになったとメールをいただいた。同学園の公式ブログを拝見すると、このところの雨と風の影響で地盤が緩んだか、根こそぎ倒れてしまったようだ。(情報提供に感謝)
 幹囲4mを超えるアベマキは全国的に見ても貴重なだけに残念である。(2024/04/15追記)
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