ページタイトル:竹ノ下のイチョウ 当サイトのシンボル

画像:竹ノ下のイチョウ

画像:竹ノ下のイチョウ(全景)
名称 竹ノ下のイチョウ (たけのしたのいちょう)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 イチョウ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 熊本県熊本市南区城南町阿高(注3)
 〃 3次メッシュコード 4930−05−37
 〃 緯度・経度 北緯32度42分05.7秒
           東経130度43分15.9秒
城南町指定天然記念物(1967年2月1日指定)
撮影年月日 2009年7月30日

注1)城南町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)2010年3月23日、熊本市に合併。旧行政区は下益城郡城南町。さらに2012年4月1日、政令指定都市への移行に伴い、住所表示が一部変更された





 浜戸川左岸、隈庄橋の200mほど上流側、国指定史跡「阿高・黒橋貝塚」からは100mほど下流側に、1本の大イチョウが立っている。
 川沿いを走る県道38号を通る際、下図の姿が見える。この道を通り馴れた人にとって、知らぬ者のない大イチョウだと思われる。黄金色に染まる頃なら、なおさらである。
 イチョウの立つ場所は、小さな神社の境内。
 石鳥居には「竹下水神」の石額があった。水神様を祀っているらしい。川のすぐ横ということは、水乞いよりはむしろ治水を願ったものだろうか。
 訪ねたとき、境内には既に先客がおられた。近くで何かの工事をされているようだ。お昼になったので、現場を離れ、ここでお弁当をとっているところ。こちらの問いかけに、何でも気さくに答えてくださった。暫しの巨木談義となる。
 単幹の大イチョウで、少し堤防側に傾いている。一部で表土が流出し、根が露出している。当然、露出部分には損傷も見られる。しかし、そんなことはお構いなしといった感じで、樹勢は良好。
 まだまだ大きくなりそうなイチョウである。
 
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