ページタイトル(武田八幡神社のスギ) サイトのシンボル

画像:武田八幡神社のスギ(幹と並ぶ)

画像:武田八幡神社の社叢
名称 武田八幡神社のスギ
    (たけだはちまんじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 6.2m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 山梨県韮崎市神山町北宮地
 
〃 3次メッシュコード 5338−43−43
 
〃 緯度・経度 北緯35度42分16.6秒
           東経138度25分16.0秒
韮崎市指定天然記念物(「武田八幡宮境内の樹叢」として境内林全体を1969年7月10日指定)
撮影年月日 2004年4月24日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 信玄を祀る武田神社(甲府市)とは異なり、武田八幡神社の祭神は誉田別命、足仲津彦命、息長足姫命、武田武大神の4柱。弘仁13年(822)、嵯峨天皇の勅命で宇佐八幡を勧請したと社記に伝える古社である。武田家との関係も深く、すぐ近くの神山町武田には、甲斐源氏の頭領として名をはせた武田信義の居館跡が残る。
 JR韮崎駅からは、直線距離にして、ほぼ西に3km。釜無川に架かる武田橋を渡り、韮崎西中学校からまっすぐに伸びる道を山の方に向かって、突き当たったところにある。
 鳥居の両側に大杉が立っている。いずれも堂々たる体躯を有しているが、向かって左の、写真の1本の方が大きい。また、境内には、この他にも巨木が散見され、スギに混じって、カシの姿も多く見られる。これらは神社の景観に必要な樹林だとして、韮崎市から天然記念物に指定された。
 なお、国土地理院の地形図や市販のロードマップでは、神社の名を「武田八幡宮」と記載しているが、これは以前の呼称で、現在は「武田八幡神社」が正式名である。
 
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