ページタイトル:天満宮のクス 当サイトのシンボル

画像:天満宮のクス 名称 天満宮のクス (てんまんぐうのくす)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 クスノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.9m(注1)
推定樹齢 伝承1100年(注2)
所在地の地名 広島県尾道市因島田熊町(注3)
 〃 3次メッシュコード 5133−31−53
 〃 緯度・経度 北緯34度17分53.7秒
           東経133度10分06.1秒
尾道市指定天然記念物(1961年7月6日指定)
撮影年月日 2013年5月22日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)旧因島市教育委員会が設置した案内板の記述をもとに算出
注3)2006年1月10日、尾道市に合併。旧行政区は因島市





 旧因島市の中心部を見下ろす高台に菅原神社が鎮座する。(神社へは自動車不可。また周辺の道も狭く、駐車スペースがないので注意)
 境内のクスノキが、旧因島市から天然記念物指定を受けた。
 案内板によると、延喜元年(901)、左遷された菅原道真が太宰府に向かう途次、この地に碇泊。その時、立ち寄った記念として植えたとする伝承が社記にあるらしい。
 都から太宰府へは海路を利用するのが自然だし、潮流が速い瀬戸内海では、港に入って潮待ちすることも当然あっただろう。しかし、記念にクスノキを植えたというのはどうだろうか。
 菅原神社のクスノキでもあり、箔を付けるために菅公が持ち出されたのだと思うが、見た感じでは、実際の樹齢はその半分以下でないかと思われる。
 
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