ページタイトル:丹波国分寺跡のムクノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:丹波国分寺跡のムクノキ(幹と並ぶ) 名称 丹波国分寺跡のムクノキ
    (たんばこくぶんじあとのむくのき)
名称の典拠 「亀岡の名木」(注1)
樹種 ムクノキ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 6.4m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 京都府亀岡市千歳町国分桜久保
 〃 3次メッシュコード 5235−44−46
 〃 緯度・経度 北緯35度02分31.8秒
           東経135度34分43.6秒
亀岡市指定天然記念物(2002年6月28日指定)
撮影年月日 2016年3月23日

注1)1996年6月に亀岡市が刊行。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)その「亀岡の名木」による





 聖武天皇(在位724〜49)の勅により、全国各地に国分寺が建てられたことを日本史で学んだ。
 しかし、官の力で寺を維持することが出来なくなると、どんどん規模が縮小され、あるいは、全く歴史が途絶え、所在地すら不明のものも少なくない。
 そんななか、丹波国の国分寺は今も続いている。(今は浄土宗)
 境内には七重塔を支えていた礎石がすべて残り、昭和3年(1928)に国指定史跡となったが、さらに平成18年(2006)1月26日、外側の広い範囲が追加指定されて、かつての国分寺の全域が国指定史跡となった。
 現在、その大半は何も無い空間だが、追加指定前の国分寺境内には多くの樹木が茂っている。
 その最大木が左図のムクノキ。東から国分寺に近づく時、遠くからも目につく巨木だ。
 境内には、ムクノキのほかにも、オハツキイチョウやカゴノキの巨木があり、いずれも亀岡市から天然記念物指定を受けている。
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