ページタイトル:田代平のシナノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:田代平のシナノキ 名称 田代平のシナノキ (たしろたいのしなのき)
名称の典拠 なし
樹種 シナノキ
樹高 不明
目通り幹囲 6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 岩手県八幡平市古屋敷(田代平高原)(注2)
 〃 3次メッシュコード 6041−01−90
 〃 緯度・経度 北緯40度04分50.6秒
           東経141度07分23.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年5月10日

注1)まったくの目分量
注2)2005年9月1日、岩手郡内3町村が合併して八幡平市誕生。旧行政区は岩手郡安代町





 あいにくの風雨のなか、田代平高原放牧場内に立つシナノキを訪ねた。場所は日本一とされるオオヤマザクラからもう少しだけ七時雨山方面に登ったところ。
 道路からは150mほど離れているのだが、周囲は一面の草原で、視界を遮る物がないため、シナノキの姿はよく見える。
 田代平は古くからの放牧場だったのだろうか。近くには田代牧野の地名も見える。
 本来、シナノキが立つ場所には牛が放牧されているらしい。しかし、訪ねたのが放牧期間外だったからか、ウシの姿はまったくなし。ゴム長を履いていたことでもあり、ちょっと失礼してシナノキの近くに立たせてもらった。(一応、近くの小川でゴム長をよく洗ってから草地に入った)
 遠くから見る凛とした姿も良いが、近くで見る大きさにも圧倒される。森林を切り開いて牧場とする際に、シナノキを伐らずに残した先人の気持ちがわかるような気がする。
 合体木である可能性はあるものの、シナノキ名木の一本と称してよいように思われる。
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