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画像:貞祥寺のスギ(幹と並ぶ)

画像:貞祥寺三重塔
 長野県宝の三重塔。嘉永2年(1849)建立
名称 貞祥寺のスギ (ていしょうじのすぎ)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)
樹種 スギ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 不詳
所在地の地名 長野県佐久市前山
 
〃 3次メッシュコード 5438−23−56
 
〃 緯度・経度 北緯36度12分58秒
           東経138度26分57秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2003年1月25日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 洞源山貞祥寺は、前山城主伴野貞祥が開基した曹洞宗の名刹。開山は貞祥の叔父節香徳忠。蓼科山の北東麓にあって、洞源湖に臨む山裾に位置している。小諸にいた頃の藤村の居宅が境内に移築されてあることでも有名。
 参道入口の大ケヤキがまず目に入る。目通り5.8mを筆頭に数本。これもなかなかの眺めだ。
 めざす大杉は総門の横に立っている。2本の融合木のようだ。
 普段なら下から参道を上って行くところだが、あいにく、この日は大雪に埋まっていた。仕方がないので、お庫裏の横を通り、二天門の方から逆に下りた。
 北西の季節風も、東に面した斜面には届かない。張りつめてはいるが、攻撃的でない穏やかな空気が、緩やかに流れていた。冬の低い太陽が、斜めから総門を照らしていた。
 
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