ページタイトル:天王のアカガシ 当サイトのシンボル

画像:天王のアカガシ(幹と並ぶ)_1

画像:天王のアカガシ(幹と並ぶ)_2

画像:天王のアカガシへの山道
名称 天王のアカガシ (てんのうのあかがし)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 アカガシ
樹高 22m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 400〜500年(注3)
所在地の地名 大阪府豊能郡能勢町天王
 〃 3次メッシュコード 5235−42−48
 〃 緯度・経度 北緯35度02分33秒
          東経135度21分06秒
大阪府指定天然記念物(1983年5月2日指定)
撮影年月日 2010年6月26日

注1)1991年3月、大阪府教育委員会と能勢町教育委員会が連名で設置
注2)上記案内板による
注3)大阪府公式WEBサイト中の「府指定の文化財一覧(天然記念物)」より





 兵庫県との県境にあたる国道173号天王トンネル南口の道路脇に、少し広いスペースがある(道路西側)。
 そこに車を置き、長靴に履き替えて、トンネル近くの山道を歩き始める。かなり強い雨が降っていたが、山道は下草刈りがなされ、草露で濡れることもなかった。
 歩き始めてすぐ鳥居があるが、鳥居をくぐらず、その手前で左の道に進む。まもなく簡易水道施設に出るので、右に曲がり、施設の外縁に沿って進む。道は施設のすぐ先で、左下図の樹林に入る(下図はアカガシ側から逆向きに撮影)。
 アカガシは、その樹林内に立っている。歩いた距離は100m強。時間を計ったわけではないが、5分まではかからなかったように思う。
 2010年現在、国土地理院のWEB版2万5千分の一地形図にもアカガシの位置が示されており、所在地を見つけるのは容易だ。
 ここにはかつて、天王神社があったという。今は小さな祠が一つあるのみ。昔の様子を想像させるものは何もない。
 周囲の木々は伐られ、アカガシのために空間が与えられている。治療(?)の痕も見える。大切にされているのだ。
 アカガシは雨に濡れ、黒々とした幹が鈍く光っていた。こころなしか、神々しく見えた。
 昼間だったのだが、雨の樹林内はとても暗く、デジカメの感度を最大にして、ようやく撮影できた。
 
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