ページタイトル:明治天皇御下賜の桜 当サイトのシンボルマーク

画像:明治天皇御下賜の桜 名称 明治天皇御下賜の桜
    (めいじてんのうごかしのさくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ヤマザクラ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 4.1m(注2)
推定樹齢 100〜199年(注2)
所在地の地名 栃木県宇都宮市西原町
 〃 3次メッシュコード 5439−67−40
 〃 緯度・経度 北緯36度32分33.8秒
           東経139度52分59.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年4月6日

注1)この桜を所有する宇都宮グランドホテルが設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による





 この桜に会いたくて、この日は宇都宮グランドホテルに泊まった。しかし、残念ながらタイミングが合わず、蕾は固く閉じたまま。
 花は見られなかったが、巨木ぶりはしっかり鑑賞できた。幹囲も、上記データよりかなり大きくなっているように見受けられた。
 案内板によると、明治時代、ここには、宇都宮第14師団の師団長であった陸軍中将鮫島重雄(さめしましげお、のち大将に昇任、男爵)の別宅庭園があった。ヤマザクラは、明治天皇よりこの庭園に下賜されたものとのこと。(宇都宮グランドホテル・ウェブサイトの「庭園の歴史」に、より詳しく載っている)
 以来、大切に育てられてきたことは、十分に想像できる。戦後、時を経て宇都宮グランドホテルが引き継ぐことになっても、それは変わらなかったであろう。
 昭和57年(1982)の第33回全国植樹祭の際、天皇皇后両陛下がお泊まりになったそうで、その折、この桜の由来などをホテル側が説明したこともあったようだ。(案内板より)
 4月中旬に見事な花を咲かせてくれるそうである。
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